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近代京都を支えた「水の路」

2018年8月12日 琵琶湖疏水記念館

「学芸員が語る」と題して講演会があり、その後の展示品解説で、今まで公開されていなかった「蹴上インクラインのドラム室」に入ることが出来ました。

ドラム室は、動物園の休憩所の下にありました。

 その張り出し部分の下が通路になっていて、筆者が子供の頃、魚釣りをしていたところでした。

 当時はこのような場所とは知らず、50数年ぶりの訪問です。

 入口には新しい説明版も置かれていました。

    中に入るとカビ臭い地下室の匂い。

    これが舟を上げ下げしていたドラムでし

    た。

 電気室と思われるゲージの中には、京都市電気局水利事業の六芒星のマークが入った機器も置かれていました。

 100数十年前の舟が行きかう景色を思い浮かべながら、鴨川運河の通船が復活することを改めて強く願いました。

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