鴨川運河と京都市電稲荷駅
4月9日(木) 鴨川運河に架かる稲荷橋の公園に露出したレール その説明板が設置されました。
50年前に廃止になった市電稲荷線の終点・稲荷駅の跡地から見つかりました。 京都市は、そのレールに囲いを設けてくれましたが、それ以上のことは考えていないと言います。
市電の本を書いておられる中村浩史さんに協力を得、解説文を書いてもらうことができました。QRコードで英文での解説も付けました。 さて、費用は? 地元の深草記念会に相談を持ち掛けると嬉しいことに、全額ご寄付いただけることになり、念願の説明板が無事完成!
新型コロナウィルスの猛威が収まってから、散歩のついでにお越しください。
昭和45年稲荷線廃止の頃の京都市電稲荷駅(鴨川運河に架かる橋の上にありました。)
この図の右下には当時の東海道線稲荷駅が書かれています。
その横にはできたばかりの鴨川運河が描かれています。
宇治市歴史資料館所蔵「京都伏見官幣大社稲荷神社の全図」(明治28年頃のもの)
←東海道線稲荷駅
←鴨川運河に浮かぶ荷物を積んだ舟とそれを曳く人
※ここに架かる橋が現在の稲荷橋です。さらに興味深いのは、そのそばにある「記念碑」!
一時行方不明になっていましたが、偶然に見つかって現在は竹田街道稲荷新道交差点に置かれています。